ヒメハギ観察日誌
ヒメハギの可憐な花を好む作者が、 栽培中の園芸種および、野に咲く野生種の観察記録を公開しています。
ヒメハギグッズ(1)〜ポートメリオンの皿
いささか、園芸からは外れてしまうのですが、
英国ポートメリオン社のボタニック・ガーデンシリーズに、
ヒメハギの皿があったので取り寄せてみました。
世の中に数少ない「ヒメハギグッズ」の一つです。
■PORTMEIRIONのフルーツボール
ポートメリオンのフルーツボール(ヒメハギ)

■花の実物(ポリガラ・カマエブクサス[白トキワヒメハギ])
ポリガラ・カマエブクサス(花)

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トキワヒメハギの栽培法(初春)
今日はトキワヒメハギの初春の栽培法について、レポートします。

注意点としては、
「暖かいところで栽培しない」
この一点に尽きます。

■屋外栽培のトキワヒメハギ
 全ての蕾が花を咲かせます。
 鈴なりに咲く様子は壮観です。
 受粉を助けるために、竜骨弁を押し下げてやると、
 実の付き方がいいように思われます。(多分・・・)
トキワヒメハギ_20060312

■屋内栽培のトキワヒメハギ
 若芽が出てきてしまうと、実・蕾が育たなくなる性質があります。
 写真のように蕾は生長をやめ、落ちてしまいます。
 たとえ、実ができていても枯死します。
 花・実(種の採集)を楽しみたければ、
 開花期に若芽を育てない=暖かい屋内で栽培しない
 ※凍結には強い植物ですが、屋外栽培時はお気をつけください
 ことが必要になります。
トキワヒメハギ(室内栽培)

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トキワヒメハギの花の終わり
トキワヒメハギの花の寿命は5〜6日程度で、
花も終わりとなると、黄色い花弁が赤みを帯びてきます。
花弁は筒状になっているのかと思いきや、
上側が裂けており、花弁全体が舟状になっていたのですね。
雌しべは花弁と融合しています。
■トキワヒメハギの花の終わり
トキワヒメハギ(花の終わり)

トキワヒメハギの実は、ヒメハギ科独特の団扇状のさく果です。
種は団扇の両側に1個づつ、計2個できます。
■トキワヒメハギの実
トキワヒメハギ(実)


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トキワヒメハギの花の構造
ヒメハギはマメ目と分類されているだけあって、花はマメと同様の構造をしています。
ただし、マメのように「旗弁」(通常上向きに伸びる一番大きな花びら)や
「翼弁」(蕊を覆う袋のような花びら「竜骨弁」の両側にある2枚の花びら)はありません。
ヒメハギらしさを演出している?ウサギの耳のような2枚のひらひらは
翼弁(花びら)ではなく「がく」で、写真の黄色い部分が花びらです。
■トキワヒメハギの花の構造
トキワヒメハギ(花)

マメ同様に、雄しべと雌しべは竜骨弁の中に格納されています。
ハナバチの類が、蜜に惹かれて竜骨弁に足をかけると、
竜骨弁が折れ、中から雄しべ(8本)と雌しべが飛び出します。
そして、受粉するとともに来訪者の腹に花粉を付着させる仕組みとなっています。
■竜骨弁を折ったところ
トキワヒメハギ(蕊1)

トキワヒメハギ(蕊2)

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トキワヒメハギ咲いた
トキワヒメハギの原種が開花しました。
花の実物を見るのは初めてなので、なかなかに感無量です。

ヒメハギ属にしては珍しく、花に芳香があります。
これは・・・懐かしいですね、クレヨンの香りです。
英語では、「Wax Flower」と呼ばれていますが、さもありなんといったところです。
■開花(2006/1/16)
トキワヒメハギ(原種)_花_20060115

 つぼみの状態では、発達した2枚のがくの中に、花弁が格納されています。
 がくはL字形に湾曲して成長していき、
 直線状に伸びる花弁との力のバランスが崩れると、
 はじけるように開花します。
 格好がランボルギーニのカウンタックに付いてた、跳ね上げドアみたいですね。
■開花直前(2006/1/15)
トキワヒメハギ(原種)_蕾_20060115


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トキワヒメハギに花芽
トキワヒメハギの花芽が大きくなってきました。
もうそろそろ咲きそうですね。 楽しみです。
同じ神奈川の他所様のお宅ではもう咲いているようです。
トキワヒメハギ_20060106

トキワヒメハギ(花芽)_20060106

が、今日の寒波の到来で、用土を凍らせてしまいました(^^;
根の構造が太さ1mmくらいの単純なヒゲ根なので、
根切れや毛細根の損傷といった心配をしなくてもよさそうですが・・・
駄温鉢では防寒性ゼロですね。 今後は気をつけなければ。

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まことにありがとうございます。
ヒメハギ科を中心に、山野草の実生栽培に関する情報を提供できれば・・・
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